説明
第7番と同じホ短調・3拍子・約30秒の舞曲ですが、音数は266と第7番より3割ほど多くなっています。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第9番にあたる中級曲で、この曲集はスウェーデン各地に伝わる舞曲をピアノ用に編んだもので、旋律の作者は伝わっていません。
音域は低音のト(G2)から高音のロ(B5)までで、第7番より低いほうへ少し広がっています。1秒あたり9音近い密度があり、短い中でも音の動きが多く、旋律が休まずに進みます。
音の動きが多いぶん、拍の頭を見失わないことが大切です。再生速度を下げて、各小節の1拍目がどこにあるかを確認しながら弾くと、細かい音が拍の中に収まっていきます。手の色分けで左手の拍の刻みを目で追い、A-Bループで曲全体を繰り返して少しずつ速さを戻すとよいでしょう。第7番と続けて弾くと、同じ調の中での密度の違いがよくわかります。61鍵の鍵盤に収まります。最後は通常の速さで通し、音の多さが拍の流れを乱していないかを確かめます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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