説明
第1部で最も高いニ6まで旋律が伸び上がっていく、落ち着いた足取りのイ短調の舞曲です。前の第3番と同じく『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』に収められた一曲で、この曲集は19世紀初めのスウェーデンで、耳で伝えられてきた舞曲をピアノ用の楽譜に残しました。旋律そのものの由来はたどれていません。
イ短調、4分の3拍子で、演奏時間は約59秒、音数は346音です。直前の第3番と同じイ短調ですが、音数は少なく1秒あたり6音ほどで、より落ち着いた動きになっています。一方で音域はイ2から上のニ6までと第1部で最も高い音まで使い、旋律が上に伸びていきます。61鍵の電子キーボードで全音を弾くことができます。
難易度は中級です。同じ調の第3番と続けて弾くと、密度の違いによる性格の差がよくわかります。この曲では急がず、三拍子の拍節感を保ちながら旋律の高まりを自然に聴かせることが課題です。A-Bループで高音へ上がっていくフレーズを繰り返し、手の色分け表示で右手の動きを確認しておきましょう。再生速度を少し落として全体を通し、拍の流れが安定してから元のテンポに戻してください。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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