説明
59秒に708音、1秒あたり12音という密度は第3部の中でも特に高く、曲集全体でも音数の多い一曲です。中級とされるト短調・3拍子の舞曲で、「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第18番にあたります。曲集はスウェーデンに伝わる舞曲をピアノ用に編んだもので、作曲者は伝わっていません。
音域は低音のト(G2)から高音のニ(D6)までで、第3部の中では高い側へ大きく広がっています。細かい音の動きが連続し、休みの少ない音の流れが舞曲の疾走感を生んでいます。同じト短調の第2番・第4番・第12番と比べると、音の細かさがはっきり違います。
評価は中級ですが、指先の反応の速さと音の粒をそろえるタッチが試されます。最初は再生速度をかなり下げ、A-Bループで短い区間ごとに区切って練習するとよいでしょう。手の色分けで、細かい音がどちらの手に割り当てられているかを確認しておくと、運指を決めやすくなります。仕上げには相応の練習時間を見込んでおきたい曲です。鍵盤は61鍵あれば十分です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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