説明
19世紀初めに出版された『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』第1部の第7番です。この曲集はスウェーデンで踊られていた民俗舞曲の旋律を集めて鍵盤用に整えたもので、作者の名は残っていません。第7番はト短調で書かれた、37秒ほどの舞曲です。
ト短調、4分の3拍子。右手にも左手にも、付点8分音符と16分音符を組み合わせた跳ねるリズムが繰り返し現れ、両手が同じリズムでそろう場面が目立ちます。こうした付点のリズムが舞曲の足取りを生み出しています。音域は低音のD2から右手のG5まで広がります。短調の響きの中で、付点のリズムが踊りの足取りを前へ運びます。
中級レベルで、音数は232です。難しいのは付点のリズムを甘くせず、16分音符を短く正確に置き続けることです。両手が同じリズムを刻む箇所は、ずれがそのまま耳に届きます。A-Bループで一つのフレーズを区切り、再生速度を落として両手の縦のそろい方を確認すると効果的です。楽譜表示で付点の書き方を見ながら聴くのも役立ちます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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