説明
右手の旋律に2音の重音が厚みを加える、明るいヘ長調の舞曲で、1分10秒ほどと第1部の中では長めです。19世紀初めのスウェーデンで出版された『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第1部第9番にあたり、各地から集めた踊りの旋律を鍵盤用に整えた曲集の一曲です。作り手の名は記録されていません。
ヘ長調、4分の3拍子。右手は8分音符と16分音符で動き、2音を同時に鳴らす重音が随所に入って旋律に厚みを加えます。左手はほぼ途切れなく8分音符を刻み、ときに和音を交えて伴奏の土台を作ります。音域はG2からB♭5までです。長調の明るさと細かな動きが、舞曲の活気を形作っています。
中級レベルで、70秒に691音と密度は高めです。左手の8分音符を一定に保ったまま、右手の重音をそろえて鳴らせるかが鍵になります。重音は2本の指が同時に鍵盤に下りないと崩れて聞こえるので、再生速度を落として一つずつ確かめてください。A-Bループで難しい箇所を区切って繰り返すと、長めの曲でも効率よく仕上げられます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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