説明
明るい変ロ長調の中で、右手の16分音符が途切れずに走り続け、左手はところどころ付点4分音符の長い音で支えに回る舞曲です。スウェーデンで19世紀初めに出た民俗舞曲集『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第2部第31番にあたり、この曲集は作者の伝わらない踊りの旋律を3部に分けて鍵盤用に収めています。長さは1分弱です。
4分の3拍子で、右手は16分音符と8分音符で細かく動き、最高音はC6に届きます。左手は8分音符を中心に、付点4分音符の長い音と3音までの和音を交えた伴奏です。音域はF2からC6までで、両手の音数はほぼ同じです。長調の明るさの中で、右手の細かな動きが途切れずに続きます。
中級レベルで、59秒に608音と、密度の高い曲です。右手の16分音符を均等に弾きながら旋律のまとまりを保ち、左手の付点4分音符は十分に伸ばすことが課題になります。左手の伴奏のリズムが変わる箇所を楽譜表示で確認しておくと、両手を合わせやすくなります。再生速度を落として右手の指づかいを決め、A-Bループで部分ごとにテンポを上げていくとよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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