説明
8分音符で刻まれる左手の2音和音が全体の音数の3分の2以上を占め、その上を大らかな旋律がゆったり進む一曲です。第11番は前の第10番のイ短調を引き継ぎ、長さは1分弱です。どちらも19世紀初めにスウェーデンで出版された『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第1部に収められており、作者不詳の伝承の舞曲を鍵盤用にまとめた曲集です。
イ短調、4分の3拍子。左手はほぼ全体を通して8分音符の2音和音を刻み続け、音数の3分の2以上を左手が占めます。右手は4分音符と付点のリズムを組み合わせた比較的ゆったりした旋律で、伴奏の細かさと旋律の大らかさが対照を作ります。音域はA2からE5に収まります。
中級レベルで、59秒に507音です。音数の多さは主に左手の刻みから来ており、右手より左手の持久力が問われる曲です。左手の和音が旋律を覆わないよう、音量のバランスに気を配ってください。手の色分けで見ると、左手の音が画面の多くを占めていることがよく分かります。疲れやすい場合は再生速度を落とし、手首の脱力を確かめながら練習するとよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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