説明
1拍ごとに低音や和音を置きながらA1まで下りる左手が、8分音符と重音で進む右手を支える、30秒ほどのイ短調の小さな舞曲です。『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』第1部の第20番で、19世紀初めのスウェーデンで出版された全3部のこの曲集は、作者の分からない伝承の旋律を鍵盤奏者のために記録しています。
イ短調、4分の3拍子。左手はすべて4分音符で、1拍ずつ低音や和音を置いていきます。最低音はA1まで下がります。右手は8分音符を中心に動き、2音の重音を交えて旋律に厚みを持たせています。左手の単純さと右手の動きがはっきり分かれた書き方です。
初級レベルで、音数は188です。左手のリズムが一定なので、右手の8分音符と重音に集中できます。ただし左手は低音域を広く移動するため、鍵盤の位置を確かめながら弾く必要があります。最低音のA1は61鍵の鍵盤(C2からC7)より低いので、61鍵ではオクターブをずらして弾いてください。再生速度を落として左手の跳躍を確認し、手の色分けで両手の役割を見ながら練習するとよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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