説明
リズムの形に変化があり、単純な舞曲の繰り返しにとどまらない動きを聴かせる、ニ長調の3拍子の曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の後半に置かれた第34番で、52秒・468音の中級曲です。スウェーデンの舞曲の旋律にピアノ用の衣装を着せたこの曲集では、どの曲も作者が分かっていません。
ニ長調の3拍子です。第3部で多いニ短調と同じ主音の長調で、シャープ2つ(嬰ヘ・嬰ハ)の明るい響きを持ちます。音域は低音のニ(D2)から高音のロ(B5)までと広く、主音ニの低い響きから高音域までを使います。1秒あたり9音ほどの密度です。
中級としては手応えのある一曲です。まず通常の速さで聴いてリズムの変化をつかみ、そのあと再生速度を下げて、拍の中での音の配置を確かめるとよいでしょう。リズムが入り組む箇所はA-Bループで繰り返し、手の色分けでどちらの手がリズムを担っているかを確認します。音域は広いものの61鍵の鍵盤に収まります。仕上がったら、同じ主音のニ短調の曲と弾き比べると、長調の明るさがよくわかります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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