説明
ニ短調の3拍子で書かれた第3番は、約1分5秒・448音の中級曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の一曲で、この曲集はスウェーデンに伝わる民俗舞曲をピアノ用にまとめたもので、旋律の作り手は特定されていません。第3部には長さも難易度も異なる小さな舞曲が多数並んでいます。
音域は低音のヘ(F2)から変ロ(B♭5)までと広めで、左手が低い位置から拍を刻み、右手が旋律を受け持ちます。1秒あたり7音ほどの密度で、同じ第3部の第2番より音の詰まり方はやや緩やかですが、そのぶん一拍ごとの重みがはっきり聞こえます。
中級としては標準的な一曲で、左手の低音を拍の頭でしっかり置けるかが仕上がりを左右します。まず通常の速さで聴いて全体の流れをつかみ、そのあと再生速度を下げて左右の手を確かめるとよいでしょう。手の色分けで左手の動きだけを追い、A-Bループで苦手な箇所を繰り返すと、舞曲の拍感を崩さずに仕上げられます。61鍵の鍵盤でも全音域を弾けます。曲の終わりまで拍の重さが変わらないかを、通常の速さで確かめて仕上げます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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