説明
1秒あたり10音ほどが詰まったト短調の舞曲で、曲集全体の幕開けに置かれた一曲です。収められているのは『Traditioner af Swenska Folk-Dansar(スウェーデン民俗舞曲の伝承)』の第1部第1番。19世紀初頭のスウェーデンで刊行されたこの曲集は、耳で受け継がれてきた旋律にピアノ伴奏を付けて書き留めたものです。この旋律自体の由来は記録に残っていません。
ト短調、4分の3拍子で、演奏時間は約44秒、音数は426音です。短い時間に音が詰まっており、1秒あたり10音ほどの密度があります。三拍子の舞曲らしい拍の流れの上に、短調の旋律が進みます。音域はト2から上のト5までのちょうど3オクターブで、61鍵の電子キーボードで全音を弾くことができます。
難易度は中級です。短い曲ですが音が細かく、三拍子の拍節感を保ったまま指を回すことが課題になります。1拍目を明確にし、2拍目と3拍目で流れを止めないよう意識してください。曲全体をA-Bループに入れ、再生速度を落とした状態から少しずつ上げていくと効率よく仕上がります。手の色分け表示で伴奏の型を確かめておくと、続く第2番以降にも応用できます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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