説明
拍ごとに置かれる低音が踊りの足取りを示し、右手が8分音符・4分音符・16分音符を交えて進む、30秒ほどのイ短調の小品です。19世紀初めのスウェーデンで出版された『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第1部第26番で、全3部の曲集に、各地で踊られた作者不詳の旋律が鍵盤用にまとめられています。
イ短調、4分の3拍子。右手は8分音符、4分音符、16分音符を組み合わせた旋律で、2音の重音も交じります。左手は4分音符が中心で、1拍ずつ低音を置いて拍を示し、ところどころで3音の和音を鳴らします。音域はC2からE5までです。拍ごとの低音が、3拍子の踊りの足取りをはっきり示します。
初級レベルで、音数は169です。左手が拍を明確に刻むので、3拍子の感覚をつかむ練習に向いています。右手の16分音符は急がずに、前後の8分音符と同じ流れの中に置いてください。再生速度を落として左手の4分音符に合わせて右手を弾く練習から始め、手の色分けで両手の動きを確かめるとよいでしょう。61鍵の鍵盤で足りる音域です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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