説明
長さも難易度も第3部の中では標準的な、舞曲としてまとまりのよいト長調・3拍子の一曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第23番で、44秒、382音の中級曲です。この曲集はスウェーデンに伝わる舞曲をピアノ用に編んだもので、作曲者は伝わっていません。
第3部ではト短調の曲がいくつも並びますが、この曲は同じ主音の長調で書かれています。音域は低音のト(G2)からイ(A5)までで、1秒あたり9音近い密度があり、軽快なテンポのまま弾むような足取りが続きます。シャープ1つ(嬰ヘ)の調で、譜読みの負担は大きくありません。
軽快さを保つには、拍の頭を明確にしつつ、残りの拍を重くしないことが大切です。再生速度を下げて1拍目と2・3拍目の弾き分けを確かめ、A-Bループで区間を繰り返しながら速さを戻していくとよいでしょう。手の色分けで左手の伴奏の形を確認すると、弾むリズムの仕組みがよくわかります。ト短調の第2番などと弾き比べるのも面白いでしょう。61鍵の範囲から外れる音はありません。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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