説明
左手がほぼすべての拍に4分音符を置き、3拍子の重みの位置が聴き取りやすい、30秒ほどの小さな舞曲です。19世紀初めのスウェーデンで出版された全3部の『Traditioner af Swenska Folk-Dansar(スウェーデン民俗舞曲の伝承)』の第1部第6番で、各地で踊られていた旋律を鍵盤用に書き留めた曲集です。旋律の作者は伝わっていません。
4分の3拍子。右手の旋律は4分音符と8分音符が中心で、左手はほぼ4分音符だけで拍を刻みます。左手が1拍ごとに支えを置くので、3拍子の重心がどこにあるかが聴き取りやすい書き方です。音域はA2からE5までと狭く、両手とも鍵盤の中央付近にまとまっています。
初級レベルで、音数は152と少なめです。最初は再生速度を落として左手の4分音符だけを目で追い、拍の感覚をつかんでから右手を重ねると無理がありません。手の色分けで両手の役割がはっきり分かれて見えるので、片手ずつ練習する手がかりにもなります。61鍵の鍵盤からはみ出す音はありません。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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