説明
同じイ短調・3拍子の第5番とほぼ同じ37秒の長さに、1.7倍近い280音を収め、難易度も中級に上がる舞曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第14番で、この曲集はスウェーデンに伝わる舞曲をピアノ用に編んだもので、作曲者は伝わっていません。
音域は低音のハ(C2)から高音のイ(A5)までで、第5番がほぼ中音域以上に収まっていたのに対し、この曲は低音まで大きく広がります。左手が低い位置から支えることで響きに厚みが出ており、右手の旋律はその上をなめらかに流れます。
力強さよりも、旋律の流れをなめらかに保つことが求められる一曲です。再生速度を下げて右手のフレーズのつながりを確かめ、手の色分けで左手が低音から中音域へどう移動するかを確認するとよいでしょう。A-Bループで一つのフレーズを繰り返すと、音の受け渡しが整ってきます。最低音がC2なので、61鍵の鍵盤でも全音域を弾けます。同じイ短調の第5番と弾き比べると、低音が加わることで響きがどう変わるかがわかります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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