説明
左手がほとんど和音を使わず、8分音符の単音の線だけで伴奏を描く、30秒ほどのハ長調の小品です。19世紀初めのスウェーデンで刊行された全3部の舞曲集『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第2部第36番で、各地に伝わる作者不詳の踊りが鍵盤用に記されています。
ハ長調、4分の3拍子。右手は8分音符、16分音符、4分音符を組み合わせ、2音の重音を交えながらB5まで上がります。左手はほとんどが和音を含まない8分音符の単音で、C2から伴奏の線を描きます。左手が簡潔な単音の線で動くため、両手の役割が分かりやすい書き方です。
中級レベルで、30秒に227音です。左手は単音の8分音符なので、音域の移動を正確にすることと、音の粒をそろえることに注意を向けられます。右手は16分音符と重音が混ざる箇所で崩れやすいため、再生速度を落として確かめてください。短い曲なので、A-Bループで気になる部分だけを繰り返し、手の色分けで両手の動きを見比べるとよいでしょう。61鍵の鍵盤で全音域が収まります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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