説明
演奏時間わずか19秒ほどの、ここに収められた中でも特に短いイ短調の舞曲で、左手の8分音符の上を付点のリズムの旋律が進みます。19世紀初めのスウェーデンで3部に分けて出版された『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第1部第18番にあたり、作者不詳の伝承の舞曲を鍵盤で弾ける形にした曲集です。
イ短調、4分の3拍子。左手はすべて8分音符で、ところどころに2音の和音を交えながら一定の歩みを続けます。右手は4分音符と付点8分音符・16分音符による短い旋律です。音域はC3からG5までと低音が浅く、両手が鍵盤の中央に集まっています。短い中にも、跳ねる旋律と一定の伴奏という舞曲の基本がそろっています。
初級レベルで、音数は127です。短い曲なので、通して弾くことよりも、左手の8分音符をそろえることと右手の付点のリズムを正確にすることに時間をかけられます。再生速度を落として何度か通して聴き、楽譜表示で音の並びを確認してから弾き始めるとよいでしょう。61鍵の鍵盤で十分に弾けます。舞曲の拍感をつかむ最初の練習に向いた小品です。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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