説明
第3部の中では珍しく、フラットの多いハ短調で書かれた3拍子の舞曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第11番で、約59秒、414音の中級曲です。曲集はスウェーデンに伝わる民俗舞曲をピアノで弾けるようにまとめたもので、個々の曲の作曲者は特定されていません。
音域は低音のハ(C2)から変イ(A♭5)までで、主音ハの低い響きから高音の変イまで、3オクターブ半を超える幅を使います。フレーズが繰り返される中に少しずつ違いが加えられ、単純な舞曲の形の中にも変化が感じられます。1秒あたり7音ほどの密度です。
フラット3つの調なので、譜読みでは変ホ・変イ・変ロを押さえることが最初の課題になります。楽譜表示で調号を確認し、再生速度を下げて黒鍵の位置を手に覚えさせるとよいでしょう。繰り返されるフレーズの違いをA-Bループで聴き比べると、どこが変わっているかがはっきりします。手の色分けで低音の動きを追うのも有効です。最低音がC2なので、61鍵の鍵盤で弾けます。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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