説明
短調の多い第3部の中で変ロ長調の明るい響きを持ち、低いB♭1から高いB♭5までちょうど4オクターブを使う、73秒・624音の中級曲です。「スウェーデン民族舞曲集」の第3部第21番で、曲集の中では演奏時間の長い部類に入ります。伝承の舞曲の旋律をピアノ用に整えたこの曲集では、作曲者は伝わっていません。
変ロ長調の3拍子です。音域は低音の変ロ(B♭1)から高音の変ロ(B♭5)までのちょうど4オクターブで、主音の変ロが上下の端になっています。最低音がハ(C2)より低いため、61鍵の鍵盤にはそのままでは収まりませんが、オクターブをずらせば全音域を弾けます。76鍵ならそのまま弾けます。音の流れは途切れずに続き、1秒あたり8音を超える密度が最後まで保たれます。
長さと音数の両方があるため、最後まで集中を切らさずに弾き通すことが課題です。区切りのよいところでA-Bループを使い、部分ごとに仕上げてからつなげるとよいでしょう。再生速度を下げてフラット2つの調の黒鍵の位置を確かめ、手の色分けで左手の低音の跳躍を確認しておくと、通しで弾いたときに崩れにくくなります。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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