説明
ゆったりした歩みの上で、右手が16分音符や2音の重音で旋律を飾っていく短調の舞曲です。19世紀初めにスウェーデンで刊行された全3部の民俗舞曲集『Traditioner af Swenska Folk-Dansar』の第2部第15番で、作者の分からない踊りの旋律が鍵盤用に記されています。ニ短調で、1分14秒ほどの長さです。
ニ短調、4分の3拍子。収録されたMIDIのテンポは4分音符70と、比較的ゆっくりした設定です。右手は8分音符を中心に、16分音符や2音の重音を交えて進みます。左手はほぼ全体を8分音符で刻み、D2から旋律の下を支えます。ゆっくりしたテンポのため、短調の旋律の陰りがよく伝わります。
中級レベルで、74秒に368音と、長さの割に音の密度は高くありません。ゆっくりしたテンポの中で8分音符の流れを保ち、拍が間延びしないようにすることが課題です。左手の8分音符を均等に保つと、全体の歩みが安定します。再生速度を変えずに何度か聴いてテンポ感をつかみ、A-Bループで旋律の区切りごとに歌い方を確かめるとよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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