説明
低いG2から高いG5までのちょうど3オクターブに収まり、同じト短調の第2番よりも簡素に響く、1分弱・362音の中級曲です。「スウェーデン民族舞曲集」第3部の第4番で、伝承された舞曲の旋律にピアノ用の形を与えたこの曲集では、どの曲も作曲者の名が残っていません。
ト短調の3拍子で、第2番と同じ調ですが、音数は第2番の3分の2ほどにとどまります。スウェーデンの3拍子の舞曲にはポルスカの伝統があり、この曲でも拍の重心をどこに置くかが曲の性格を決めます。
音数が多すぎないため、技術よりもリズムの正確さと拍の感じ方が課題になります。再生速度を少し落として、各小節の1拍目がどの手のどの音で示されているかを確かめると、舞曲の型が見えてきます。手の色分けで両手の役割を確認し、A-Bループで一つのフレーズを繰り返し聴くと、規則的なアクセントを保ったまま弾けるようになります。61鍵の鍵盤で十分に弾けます。仕上げに通常の速さで通して、同じト短調の第2番と弾き比べるのもよいでしょう。
特定の曲集に属さない単独のピアノ小品を集めたカテゴリ。多彩な性格を持つ作品が391曲並び、気軽に聴き比べられる
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作曲家について
伝統曲
「伝統曲」は特定の作曲家によらず、各地で伝承されてきた民謡や舞曲をまとめた分類です。本サイトには北欧の民俗舞曲をはじめ、地域や時代を超えて口伝えに継承された57曲を収録しており、クラシックの作曲家による作品とは異なる、土地に根ざした音楽の魅力を伝えています。作曲家名が特定されない点も、伝統音楽ならではの特徴です。
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