説明
ベートーヴェン最後のピアノソナタ、第32番 Op.111の第1楽章です。荘重な序奏マエストーソに続き、激烈なアレグロ・コン・ブリオ・エド・アパッショナートが展開し、ハ短調特有の緊張感が全曲を貫きます。1822年、聴力をほぼ失った晩年に書かれた作品で、対位法的な書法と大胆な和声が後期様式の深みを示しています。演奏時間は7分を超え、上級者向けの技巧と精神的な集中力を要する楽章です。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
ベートーヴェンの作品一覧を見る →