説明
「悲愴」ソナタの第1楽章です。重々しい序奏(グラーヴェ)が曲全体に暗い予感を漂わせたのち、アレグロ・ディ・モルトの主部が激しく駆け出します。序奏の動機が主部の中でも繰り返し姿を現し、劇的な構成力の高さを示す、演奏時間も長くベートーヴェン初期を代表する重厚な楽章です。6分を超える大規模な楽章で、序奏から主部までの緊張の持続が演奏の要となります。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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