説明
ハ短調で書かれたソナタ第5番の第1楽章です。強烈な和音の連打で始まる主題が緊張感を生み、劇的な展開部を経て再現部へと進みます。後年の「悲愴」や「熱情」にも通じるハ短調の劇性がすでに表れており、演奏時間も長く、聴き手を引き込む力強さと構成の緊密さを併せ持つ楽章です。5分を超える規模の中で緊張感を途切れさせない構成力が演奏者に求められます。
ベートーヴェンの初期作品をはじめ、古典派・ロマン派を代表するピアノソナタを収録。複数楽章にわたる本格的な作品が並ぶ
楽譜提供: Mutopia Project
作曲家について
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827)
ドイツ・ボンに生まれ、ウィーンで活躍した作曲家で、古典派からロマン派への橋渡しをした音楽史上最大級の存在です。晩年に聴力を失いながらも創作を続け、交響曲やピアノソナタで革新的な形式と激しい感情表現を追求しました。ピアノ曲では「エリーゼのために」や32曲のピアノソナタが広く親しまれています。本サービスにはピアノ協奏曲やピアノ三重奏曲など96曲を収録しています。
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