説明
1794年、ハイドンが2度目のロンドン訪問中に手がけた鍵盤ソナタです。ブロードウッド社の新しいピアノの音域と表現力を意識した書法が特徴で、簡潔な楽章構成のなかに機知に富んだ主題展開が詰め込まれています。演奏時間は6分ほどとまとまりがよく、明るいニ長調の響きを軽やかに楽しめる作品で、後期様式らしい洗練を随所に感じさせます。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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