説明
ピアノソナタ ハ長調 Hob.XVI:15は、1767年頃の作品とされ、ハイドンの鍵盤ソナタの中でも初期に位置づけられる一曲です。ハ長調の率直で明快な響きを基調に、当時の教育的な意味合いも持つ簡潔な書法が用いられています。演奏時間は約9分24秒とコンパクトで、後年の大規模なソナタに比べると素朴な魅力を持つ作品です。音符数は3000を超え、シンプルな書法の中でも粒の揃った音運びが求められる上級者向けの一曲です。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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