説明
ピアノソナタ 変ロ長調 Hob.XVI:41は、1784年頃、ウィーンでの出版を意識した時期に書かれたとされるソナタです。同じ変ロ長調でも初期作品に比べて和声や展開がより自由になり、フォルテピアノの豊かな表現力を活かした筆致が見られます。演奏時間は約8分20秒で、簡潔ながらも密度の高い構成の中に成熟した作風が感じられます。音符数は5000近くにのぼり、テンポを保ちながら和声の変化を丁寧に描き分ける技術が上級者に求められます。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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