説明
ピアノソナタ 嬰ハ短調 Hob.XVI:36は、1780年に出版されたアウエンブルッガー姉妹献呈のソナタ集の一つで、6曲中唯一の短調作品です。嬰ハ短調という珍しい調性を用い、憂いを帯びた表情と劇的な緊張感を併せ持つ音楽になっています。演奏時間は約4分半と短いながらも、密度の高い内容が凝縮されており、集中力を要する一曲です。音符数は1900を超え、短い中に劇的な起伏を凝縮させる構成力が上級者に求められます。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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