説明
1789年に書かれた後期の鍵盤ソナタで、緩やかな第1楽章と軽快なロンド楽章のみという当時としては珍しい2楽章構成を採っています。歌うような緩徐楽章の情感豊かな旋律が特に印象的で、フォルテピアノの表現力を存分に生かした円熟期ハイドンの筆致が感じられます。演奏時間は約12分とまとまりのよい作品です。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
ハイドンの作品一覧を見る →