説明
1771年に作曲された、ハイドンの鍵盤ソナタの中でも数少ない短調の本格的な作品です。同時期の交響曲や弦楽四重奏に見られる「シュトゥルム・ウント・ドラング」様式の劇的な表現がここにも表れており、深刻さと緊張感を帯びた楽想が全曲を貫いています。演奏時間は約27分と大規模で、当時の鍵盤ソナタとしては異例の充実した内容を持っています。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
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