説明
ハイドンの鍵盤ソナタの中では数少ない短調作品のひとつで、1776年頃に書かれたとされています。ロ短調特有の張りつめた緊張感を持ち、当時のシュトゥルム・ウント・ドラング(激情様式)の名残を感じさせる劇的な表情が印象的です。演奏時間は約7分と比較的コンパクトながら、密度の高い音楽内容が詰め込まれています。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン (1732-1809)
オーストリアに生まれ、長年エステルハージ侯爵家に仕えた古典派を代表する作曲家です。「交響曲の父」「弦楽四重奏曲の父」とも称され、明快な形式感とユーモアに富んだ作風でウィーン古典派様式を確立しました。数多く残された鍵盤ソナタは、モーツァルトやベートーヴェンへの橋渡しともなっています。本サービスにはソナタHob.XVI:27・28の各楽章など60曲を収録しています。
ハイドンの作品一覧を見る →