説明
1742年頃の作とされる、ト短調の陰影を帯びたソナタです。2分半程度の中に2000を超える音符が詰め込まれ、途切れることのない音の運動が続きます。スカルラッティ特有の反復音型や急な跳躍を伴い、短い時間の中で高い集中力と手の柔軟性が求められます。演奏時間の短さゆえに、一瞬の乱れも目立ちやすい上級者向けの一曲です。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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