説明
K.239はヘ短調のソナタで、K.238と調性を共有しながらも、より密度の高い音型と技巧的な性格を持っています。連打音や跳躍を伴う場面が次々と現れ、単一楽章の中で緊張感が持続します。短調特有の陰影を保ちながら躍動感を表現する、上級者向けの一曲です。元来はチェンバロのために書かれた作品ですが、ピアノでもその躍動感を十分に表現できます。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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