説明
ニ短調のK.120は、短調特有の陰影を帯びた響きの中に速い音型が次々と展開する、緊張感のあるソナタです。音数が多く演奏時間に対する密度も高いため、正確なパッセージワークと安定したリズムが要求されます。スカルラッティが得意とした劇的な対比が、単一楽章の中に凝縮されています。彼は全555曲の鍵盤ソナタを残し、その大半が単一楽章の二部形式で書かれています。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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