説明
K.291はホ短調のソナタで、音数が少なく落ち着いたテンポで進むため、中級者にも親しみやすい一曲です。技巧的な速さを競うのではなく、短調ならではの静かな緊張感を丁寧に表現することが求められます。スカルラッティのソナタの多様な側面を知るうえでも適した曲です。単一楽章・二部形式という、彼のソナタに共通する形式で書かれています。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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