説明
K.294はニ短調ながら、音数が比較的少なく間合いにゆとりのある、歌うような性格のソナタです。中級者でも取り組みやすい難易度で、旋律を丁寧に歌わせることが求められます。技巧的な速さよりも、短調の持つ落ち着いた抒情性を味わえる一曲です。スカルラッティは長くイベリア半島の宮廷に仕え、当地の音楽文化から多くの霊感を得たと言われています。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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