説明
K.70は変ロ長調の短いソナタで、限られた時間の中に密度の高い音型が凝縮されています。軽快なテンポ感と反復音型の組み合わせは、ハープシコード音楽らしい機械的とも言える推進力を生み出しています。短さゆえに油断できない、集中力を要する上級者向けの一曲です。スカルラッティは晩年をスペイン宮廷で過ごし、その滞在中に数多くの鍵盤ソナタを生み出しました。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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