説明
同じ1749年に書かれた一群のソナタに含まれる作品で、ヘ短調らしい憂愁を帯びた旋律線が印象的です。反復音型やターン装飾を織り込みながら進む書法は、当時のイベリア半島の民俗音楽から受けた影響を感じさせます。音数はやや控えめですが、テンポ感を保ちながら装飾音を正確に処理する技術が求められる、上級レベルの一曲です。
ヴァイオリンソナタのピアノパートなど、幅広い編成のソナタ作品を収録。古典派からロマン派まで多彩なスタイルが並ぶ
作曲家について
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757)
イタリア・ナポリに生まれ、後半生をポルトガルとスペインの宮廷で過ごした作曲家です。同じ1685年生まれのバッハ、ヘンデルと並び称される存在で、555曲にのぼる単一楽章の「ソナタ」を残したことで知られています。スペイン舞曲の要素や大胆な跳躍を取り入れた独創的な鍵盤書法が特徴です。本サービスにはK.455、K.491など47曲を収録しています。
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