説明
第5番は66秒にわたり1330の音を配した、これまでの曲より規模の大きい練習曲です。演奏時間が伸びることで持久力も問われ、腕や指の疲労に負けず一定の速さとタッチを保つ訓練になります。同じ音型が長く続く展開が想像され、集中の継続力を養う点でOp.299の中でも実践的な位置づけの曲です。序盤の曲群の中では長さのある一曲であり、この先に控える曲でも生かせる耐久力の基礎をここで築くことができます。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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