説明
第10番は66秒で1472音を弾く一曲で、テンポの速さと曲の長さがバランスよく組み合わされています。速いパッセージを息切れなく弾き通す持久力と、指先の均等なタッチの両方が求められる、Op.299の中でも中盤らしい充実した内容の練習曲です。ここまでの9曲で培った基礎技術を土台に、より安定した演奏を組み立てる段階に入ったことを実感させる一曲でもあります。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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