説明
第3番は29秒で552音を奏する、比較的コンパクトにまとまった練習曲です。短い時間の中で音型が繰り返し現れる構成が想像され、限られた小節数の中で正確さと速さを両立させる訓練になります。Op.299全体は40曲を通して段階的に難度が高まる編成になっており、この第3番はまだ序盤に位置する一曲として、基礎的な運動性を養う役割を担っています。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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