説明
第4番は22秒・402音と、この曲集の中でも特に短い練習曲です。短時間で完結するため一息に弾き切る集中力が求められ、瞬発的な指の動きを鍛える教材として機能します。ツェルニーの練習曲は華やかな演奏効果よりも技術の合理的な習得を重視して書かれており、この第4番もその方針に沿った実用的な一曲といえます。曲が短いぶん一日の練習の最初にウォームアップとして取り入れやすく、指の準備運動として活用できる点も魅力です。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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