説明
第12番は110秒に2376音を配する、この曲集の中でも規模の大きな一曲です。長時間にわたって速いパッセージを均一に弾き続けるには、指だけでなく手首や前腕の疲労管理も欠かせません。ツェルニーの練習曲は退屈と評されることもありますが、こうした長大な曲は実際の演奏会用作品の体力的な準備段階として理にかなっています。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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