説明
第9番は90秒に及ぶ長めの練習曲で、1722の音符が並びます。演奏時間が長くなるほど集中力の維持が課題となり、単なる指の速さだけでなく精神的な粘り強さも養われます。ツェルニーはウィーンで多くのピアノ教師として活動した人物で、この曲集にもその教育経験に基づく段階的な負荷設計がうかがえます。曲の後半で集中力が途切れないよう、通し練習の前に短い区間ごとの反復練習を挟むと効果的です。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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