説明
第7番は57秒に1615音を収め、これまでの曲に比べて音符密度がかなり高い一曲です。畳み込むように音が続く展開が想像され、指先の敏捷性と手首の柔軟さが同時に試されます。ツェルニーの「40番練習曲」は後年リストら多くのピアニストの基礎教育にも用いられたとされ、この第7番のような密度の高い曲がその実践的な性格を物語っています。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
ツェルニーの作品一覧を見る →