説明
第30番は75秒に1510音を配する、やや長めの練習曲です。ここまでの30曲を通じて積み上げてきた速いパッセージへの対応力と持久力の総合的な確認となる内容で、指先の敏捷性と腕全体のリラックスを同時に保つ意識が求められます。中級者にとって一つの節目となる一曲であり、丁寧に仕上げることでその先の技巧的な曲へ進む自信にもつながります。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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