説明
第19番は70秒に2004音を収める、密度の高さが際立つ練習曲です。1秒あたりの音数が多く、次々に現れる音型を絶え間なく処理し続ける耐久力が試されます。中級者がより上級のレパートリーで求められる高速パッセージへの適応力を、この段階で養っておくのに適した一曲です。指先だけに頼らず手首や前腕の自然な動きを取り入れることで、余計な力みを抑えて速さを実現しやすくなります。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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