説明
第21番は94秒に2371音を配する、長さと密度の両方で存在感のある練習曲です。長時間にわたり速いパッセージを維持する必要があり、体力面での準備が整っていない段階で取り組むと息切れしやすい曲でもあります。段階的に難度が上がるOp.299の後半らしい、充実した内容の一曲であり、これまでの練習曲群で培った持久力の総決算ともいえる規模を持っています。
ツェルニーが作曲した40番練習曲。速いパッセージの演奏技術を養い、指の独立性と敏捷性を高める
作曲家について
カール・ツェルニー (1791-1857)
ウィーンに生まれ、ベートーヴェンに師事し、後にリストを教えたことでも知られるピアニスト・作曲家です。生涯に800を超える作品番号を持つ膨大な数のピアノ練習曲を残したことで有名で、その体系的な教育的作品群は今日も世界中のピアノ学習で広く用いられています。本サービスには基礎練習曲「160の8小節練習曲集」など109曲を収録しています。
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