説明
作品番号を持たない嬰ヘ長調のマズルカで、1836年頃の作とされています。出版のために整えられた完成度の高い作品群とは異なり、私的な性格の強い舞曲としての素朴な味わいが感じられます。三拍子のうねりと嬰ヘ長調特有のきらめきが、他のマズルカとは一味違う響きを生み、演奏時間も3分半ほどとやや長めです。書き込まれた表情の多さも見どころの一つです。
ポーランドの民族舞曲をもとにした作品群。祖国への想いが込められた、ショパンの魂の音楽
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
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