説明
1832年頃の作とされる、演奏時間1分強の小さなニ長調のマズルカです。短い中にもマズルカの三拍子の弾みとフレーズの呼吸が凝縮されており、装飾を抑えた率直な書法が持ち味です。技巧的な難所は少ないものの、リズムの重心の置き方に演奏者の個性が表れる、凝縮された印象を残す一曲です。短さゆえに一音一音の重みが増す性質を持っています。
ポーランドの民族舞曲をもとにした作品群。祖国への想いが込められた、ショパンの魂の音楽
作曲家について
フレデリック・ショパン (1810-1849)
ポーランドに生まれ、パリを拠点に活躍した作曲家で、ほぼピアノ曲のみを作曲したことで知られる稀有な存在です。祖国への望郷の念をマズルカやポロネーズに込める一方、バラードや練習曲では詩的な旋律と革新的な和声を融合させました。本サービスには「革命」の愛称で知られる練習曲Op.10-12やバラード第1番・第4番など131曲を収録しています。
ショパンの作品一覧を見る →